天祖神社(てんそじんじゃ)の創建年代は不明です。高砂天祖神社は、葛西御厨のあった中世頃に勧請されたと伝えられます。旧曲金村の鎮守で、もと別当は観蔵寺でした。祭神は、天照大御神、建御雷神(たけみかづちのかみ)、経津主神(ふつぬしのかみ)です。創建当時の社名は神明社または明神社と呼ばれ、後に三社明神と呼ばれました。江戸時代には三社大明神と呼ばれるようになり、1873年(明治6年)に天祖神社と呼び名が改められました。 境内 画像の左の背の高い方の駒型庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿の図柄です。青面金剛の左手にはショケラが下がっています。造立年は寛政4年(1792)2月です。右の駒型庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿の図柄です。安永4年(1775)正月に造立されたものです。 成田スカイライナーに乗り中川を渡り、南側を注意すると社が見えます。反対側には別当だった観蔵寺が見えます。
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〒125-0054 東京都葛飾区高砂2丁目13−13 天祖神社