渡し場の歴史は古く、記録に残る範囲では天正 18年(1590年)の徳川家康の江戸城入城に溯ります。渡し場が交通や農民の対岸の農地への移動手段といった趣から、通行所であり関所であるという性質を持つようになりました。 各渡し場とは、明治初期の関所廃止、および橋の開設に合わせて営業を終了しました。その中で現在まで伝わる都内唯一渡し場が、葛飾区柴又から松戸市下矢切を結ぶ矢切りの渡しです。 現在では、帝釈天、寅さん記念館などを訪れた人の観光コースの 1つとして、交通から観光へと需要が移っています。
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〒125-0052 東京都葛飾区柴又7丁目18 先