浄土宗寺院の仲台院は、無量山西方寺と号します。仲台院は、鎌倉光明寺の学僧應誉良道上人(天正元年1573年寂)が天文8年(1539)創建しました。江戸時代、八代将軍徳川吉宗は、鷹狩のために江戸郊外のこの地を度々訪れており、将軍御膳所となっていたといいます。綱差役(鷹狩の獲物となる鳥を飼育する役職)の加納甚内の屋敷が近くにあったことから、頻繁に訪問していました。 境内 駒形庚申塔2基 右側が元禄12年(1699)11月造立の駒型庚申塔で、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄です。右肩に「奉造立庚申供養」と刻まれています。 左側の駒型庚申塔、日月と青面金剛像が見えますが、それ以外の図柄は判別がつきません。造立年は不明です。
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