円蔵院は、真言宗豊山派のお寺です。円蔵院は、天文年間(1532~1555)に覚因上人によって開山されました。江戸期には沖天祖神社の別当を務めていたとしたといいます。円蔵院の南には元佐倉道があり、江戸時代は成田山や佐倉方面への往来があったと考えられます。 門前のお堂 4基の石仏 左 駒形庚申塔は、上部に日月、正面に「青面金剛」と文字が彫られ台石に三猿が陽刻されています。「沖講中」と記されています。駒形庚申塔は、寛政9年(1797)9月に造立されたものです。 左2番目 駒形庚申塔は、日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿の図柄です。青面金剛の左手にはショケラが下がっています。駒形庚申塔は、宝暦9年(1759)7月に造立されたものです。 左3番目 丸彫の地蔵は文字が見られず造立年等は不明です。 右 舟型地蔵菩薩立像は、元禄12年(1699)に造立されたものです。
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〒133-0056 東京都江戸川区南小岩6丁目16−28