妙勝寺(みょうしょうじ)は、日蓮宗のお寺です。妙勝寺は、寂海法印本覚坊日寂上人により弘安2年(1279)浅草石浜村に開創、元享2年(1322)当地に移転しました。弘安元年(1278年)に日蓮聖人と面談して、日蓮宗に改宗しました。第2世日正上人の代、元享2年(1322)篠崎に移転しました。大正4年(1915年)江戸川の改修により対岸の現在地に移転しました。 大本山の法華経寺や池上本門寺の貫主を輩出した歴史を持ちます。門前には江戸川区登録有形文化財の沢地東淵の碑があります。 澤地東淵墓誌銘 澤地東淵(周輔または周助:天保2年(1831)~明治39年(1906))は、文久元年(1861年)に上篠崎村に家塾を開業しました。学科は筆道でしたが、教科書には『万国史略』の講義もしています。 碑は、熱心に村人の指導教化に努めた恩師のために建立された供養塔です。高さ175.0cmあります。
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〒133-0054 東京都江戸川区上篠崎1丁目23−14