水神碑は、江戸川から親水さくら街道に入る入り口にあります。 南葛飾は肥沃で耕作に適していました。しかし、夏季の炎天が数日に及ぶと水が不足しました。石井善兵衛翁は江戸川の水を引き灌漑を行おうと計画しました。杉浦八五郎と共に計画している折、明治10年の干ばつ遭い村は困窮しました。彼は、計画を実行水路を作りました。水路は明治11年5月に竣成しました。明治11年9月に東京府知事が視察を行い、偉功を賞し、善兵衛樋(かけいと名付けました。地元の人たちはこの碑を建て石井善兵衛の功績を顕彰しました。高さ310cm 幅110cmの大きな石に水神碑と刻まれ、裏面に善兵衛樋を作るのに尽力した功労者40名の銘が刻まれています。 大正13年(1924)江戸川大改修工事によって碑は現在地に移籍されました。
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〒133-0051 東京都江戸川区北小岩8丁目26−15